病院からのお知らせ

320列CT装置について

 
320列CT装置

 

320列CT装置(キャノンメディカルシステムズ株式会社『Aquilion ONE』)について

 
短時間で広範囲の撮影が可能、被ばく量の大幅低減。
これまでの64列検出器CT装置は、1回転の撮影範囲が”3~4cm”と限られておりましたが、この新装置は320列面検出器を搭載しているため、1回転で”16cm”という広範囲の撮影が可能になりました。そのため、放射線被ばくの使用量を大幅に低減され、患者様の負担が少なくなります。
心臓検査では従来7~10秒程度の時間が必要でしたが、最短1秒以下での検査となり患者様の負担が少なくなりました。また、16cmの範囲を連続で撮影することで、動画のような撮影も行えます。
 
AI技術搭載で、高精度の画像診断が可能に。
AI 技術(PIQE※)による画像再構成技術で、高精度の画像が撮影可能となりました。さらに、全身の被ばく量が大幅に低減され、安全で患者様に優しい検査が可能となりました。
 
PIQEとは

PIQEはディープラーニングを応用した超解像画像再構成技術で、空間分解能の向上のみならず、優れたノイズ低減効果や粒状性の維持効果が得られ、ADCTでのさらなる低侵襲かつ高精細な画像を描出するのは特長です。
さらに「より少ない線量」でも安定した画質向上の実現で、患者様の健康にも配慮された安全な検査です。